チン労働、マン労働

この記事は、南伊豆流木アート 自然アート by 佐藤流木工房の、【チン労働、マン労働】を自動収集したものです。



 雨が結構続いていたのですが「キャベツばかりかじって」もいられませんでした。

しかも今日は初夏のような素晴らしい青空でした。もちろん仕事で山の中にいたんですがね。

土日は休みですが、また雨のようです。いいえ、佐藤工房はやってます(営業中)。



今日のような素晴らしい青空の日には「働いてはいけない」という制度を作ってはどうでしょう?

例えば、一週間のうち日曜日、これ「働いてはいけない日」なんですよね。知ってました?宗教が違う?

ま、固いことは言わず、理由はともかく、西洋の神様がそう決めたのです。安息日とか言って、皆教会に行ってお祈りするわけです。そいで、そこで神父さんは仕事してるんですがね。

昔の(いつも古い話ですいません)映画「炎のランナー」で主人公の炎のランナーがオリンピックの金メダルと目されていた「100m走」で日曜日ということで出場しませんでした。彼の職業が神父なんですね。じゃ~走ることは仕事じゃないじゃ~ん。といいたいところですが、当時の新聞は「国家=金メダル」か「神=安息日」かとはやし立てたわけです。ま、仕事してはいけないのですが、遊んでもダメなんですね。



ここで、話をオリンピックに振ろうか、やっぱり労働に振ろうか・・

当然オリンピック見てないんですがね。ラジオで少し中継やニュースを聞きました。

昔、オリンピック選手は全員「アマチュア」だったのですが、その規定はかなり厳しかったもんです。日本の場合今でも完全なプロというのはそういないのかもしれませんが、完全なアマというのでは、もう太刀打ちできないんでしょうね。国家なり、スポーツ団体なり、何らかの組織が多額の資金で選手を育てないと、世界に通用するアスリートにはなれない。つまり、もう個人ではどうにもならないところにオリンピックという商業的政治的(一応平和的も)イベント儀式(あの不可解で尊大な審判などの態度でわかるでしょう)があるのです。

国家の名誉と威信を代表して彼らは参加して(楽しんで)るんでしょうけどね、他の国のことはわかりませんが、日本の選手達ってどこかアニメチックというか漫画チック、むろん「夢と感動と愛と勇気」に満ち満ちてるんでしょうね。(他にキャッチコピーはないんかい?)



まあ、そんな事はどうでもいいのです。個人のためにオリンピック(国家)を利用すればいいだけです(できる人は)。

全く関係のない話なのですが、今日の山仕事で、山に道を造ってるのです。

道といっても、幅が4mもあるような車も走れるような道路です。それを延べ600m、むろんやっているのは人間ではなくユンボ(パワーショベル)です。凄いです。あらためて言うまでもないでしょうが、その巨大な鉄の塊のパワーというか破壊力というか作業力ですね。とても数人、数十人の人力などでは追いつかないスピ-ドと凄まじさです。もちろんそれに乗って操っているのはたった一人の人間ですがね。

そのたった一人の人間と機械が何十人、何百人分もの仕事を文句一つ言わずやってのけてしまうのです。

「さて、ここで問題です、この事実はこれらの何十人、何百人の人々にいったい何をもたらしたでしょう?」

ユンボには燃料油とレント代一ヶ月17万円、そのオペレーターのマサさんにもそれと同じくらい(弁当自分持ち)、たったそれだけで、600mの道路をいとも簡単に造ってしまう。

機械(文明・テクノロジー)のおかげで、私たちは「働かなくても」済むのです。便利な世の中でしょう。幸せですね。



というわけで、金メダルとは何のつながりもありませんが、私の今日の山仕事は、このユンボの前で、ユンボの通り道に倒れている木を小さく切ってどける作業に追われてました。なんとなんと、この説明だけではさっぱりわからないでしょうが、とにかく何十人分もの仕事をするユンボの、先回りをして邪魔な杉や檜を切って前処理してるというわけです。もう言いません。それをもう一人の人と2人で。

正直、何をやっているのかよくわかりません。それが私です。

でも、ユンボは何十人分の仕事をやっても一台分のレントとですが、私もとりあえず、一人分の賃金が頂けます。(ゴダールいわく、あらゆる賃労働は売春と同じだそうです、つまり、マン労働ですね)

ちなみに、機械は雨が降っても、安息日でも、あの日でも、仕事OKです。金メダルもいりません(いるか?)



もう、ヘトヘト。

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